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英国のEU離脱(Brexitブレグジット)ってなんでこんなに大騒ぎしてるの?その事情と今後の予想を解説。


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☑何故ブレグジットと呼ばれてるの?

これは単純に英国(Britishブリティッシュ)の離脱(Exitエグジット)を合わせた造語です。
安全保障を安保と略すのと同じようなものですね。

 

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☑ヨーロッパはひとつになろう

日本の置かれた環境って、とても特別なのをご存知でしょうか?

島国で、同一の言語を話して、通貨は円を使ってます。

江戸時代には215年間にもわたり外国との交流を一切絶ち、世界から孤立した状態を保っていました。
いわゆる鎖国ですね。

それにより日本独自の素晴らしい文化が生まれました。

それができたのは一にも二にも日本が島国であった事が理由です。

ではヨーロッパはどうでしょう?

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陸続きで様々な国家がひしめき合ってます。

でも国が違うから出入りするにはパスポートが必要だし、通貨も違うのでいちいち両替が必要です。

それではアメリカやロシアなどの超大国と渡り合うのは困難だ、
という事でそれぞれが協力しあって提案されたのがEU(ヨーロピアンユニオン=ヨーロッパの共同体)です。

一言でいえば

「一つのヨーロッパをつくろう」

ということです。
EU加盟国になれば

国はそれぞれ独立して存在し続けますが、

共通通貨(ユーロ)を設け、

EU加盟国の間の移動時のパスポートチェックなどを簡略化するなどして、

輸出入時の制限を取り払い、

加盟国同士協力し合って良好な経済関係を築く

という理想的な環境が得られます。

現在ヨーロッパの28もの国が加盟しています。

 

じゃあなぜEUから離脱しようとしてるの?

加盟してみると国によっては不満も生まれます。

加盟国のスペインやギリシャが経済破綻寸前、

そうした国の面倒もみなくてはならないし、移民や雇用の問題も出てくるしそれじゃ困るよ。

という事で加盟国のイギリスは離脱を検討しているのです。(ざっくり過ぎるだろ!)

イギリスって自らの民族にとっても誇り高い部分を持っています。(英国紳士っていいますしね)

今もユーロは使えません、ポンドだけです。

そういった誇り高さが今回の離脱の要因になっているものと考えられています。

 

☑離脱反対派も多数

EUを離れるという事は、それまで得られていた恩恵も手放す事になってしまいます。

その一つが雇用です。

EUを離脱するとEU間で移動する場合に新たに関税がかかるようになるため、とりわけ単価の高い自動車産業などは英国国内の自動車工場を閉鎖する動きが出ています。

自動車工場での雇用人口はとても大きく、閉鎖となるとたちまち雇用問題と直面することになってしまいます。

 

☑懸念点

EUの交渉力の低下

英国がEUを離脱することで、ドイツに次いで二番目の規模のGDP17%が失われることになります。

それはすなわちEU全体予算の12%がダウンすることになり、EUのパワーバランスによる影響が懸念されています。

つまり、EUの共同体として30か国に対して貿易協定を結んできたところ、主役的立場であった英国が抜ける事で大きく交渉力が無くなってしまうのではないかと心配されているのです。

 

ユーロの価値低下、円高加速

心配事があると通貨価値も下がります。

ポンドとユーロが売られ、比較的安定した円が買われ円高が加速すると見られています。

 

EU離脱国が増える恐れ

英国が離脱してもとくに影響がなければ、EUのキモである「統合」そのものの意図が失われ、我も我もと離脱国が増え、結果的にEUそのものが崩壊することが懸念されます。

 

まとめ

◆ブレグジット(Brexit)はBritish Exitを合わせた造語、イギリスが離脱するという意味。

◆EUに参加したのはひとつのヨーロッパ構想に賛同したから

◆EUに参加してもあまり得がないから離脱しようとしている。

◆EU全体の交渉力の低下が心配

◆急激な円高加速が心配

◆離脱国増加によるEU崩壊が心配

最後までお読み頂きありがとうございます。

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