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豚コレラって何?人にはうつらないの?徹底検証してみた。


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「〇〇で豚コレラが発見されたため、全頭殺処分した」。
こういった記事をみるとフツフツと素朴な疑問が湧いてきます。
どうして全頭殺処分しなければならないの?
人には感染しないの?など、

できるだけわかりやすく解説します。

☑【豚コレラ(トンコレラ)】とは

豚に起る熱性伝染病。家畜法定伝染病。

豚の病気で最も恐ろしいものである。

急性の経過をとるものが多く、約 40℃の高熱を出して食欲がなくなり、起立不能となる。

一般に初め便秘となり、のち悪臭のある下痢をする。

耳根部や下腹部などに発疹や紫斑が生じ、ほとんどが発病後1週間ぐらいで死亡する。

夏から秋にかけて多く流行し、特に一度も発生したことのない地域では被害が甚大となるので、予防注射や豚舎の消毒などの予防処置が必要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

原因不明のこの病に特効薬はないそうで、しっかりとした水際作戦をとり、侵入を未然に防ぐという方法しか対策法はありません。

 

☑何故全頭殺処分?

「豚コレラ」は、家畜伝染病予防法において家畜伝染病に指定されています。

そして豚コレラに感染した豚は殺処分すると決まっているのです。

一度発生するとあっという間に人やトラックや様々なものを介し拡大してしまう恐れがあるため、迅速に殺処分して原因ウイルス(※菌ではない)を封じ込める必要があるのです。

感染力が強く、それだけ急務なんですね。

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☑人には感染しない

農林水産省のHPによると、以下のようにはっきりと記載があります。

消費者の方へ
豚コレラは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。
豚肉の摂取により、豚コレラが人に感染することは世界的に報告されていません。

その点においては人としては安心ですね。

 

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☑何故ブタコレラじゃなくてトンコレラ?

所説あるようですが、もっとも有効と思われるのが以下となります。

ブタコレラ菌と区別するため

ブタコレラ菌とは人にも豚にも感染するサルモネラ菌の一種で、非常に紛らわしいために区別しているのだと思われます。

 

☑対象の養豚業者には手当金が支払われる

養豚団地ともなれば数千頭が飼育され、冷蔵庫や排せつ物処理の施設なども共同使用のため全てが感染されます。
対象の業者にとってみれば、今すぐ廃業レベルの処置を強いられるわけです。

こんな大変な事態に見舞われた養豚業者ですが、農林水産省よりちゃんと手当金が支払われます。
一刻も早い対応(殺処分)が求められる事態ということなんですね。

 

☑そもそもどこから持ち込まれた?(原因は)

農林水産省によると、豚コレラは、感染した豚やイノシシ同士の接触のほか、ウイルスが付着した飼料などからも感染が広がる。

県の担当者は「感染すれば致死率が高いので、イノシシ説も考えにくい。何らかの形で海外から入ってきた物に付着したウイルスではないか」と推測する。

原因ははっきりとはわからないのが事実のようです。

 

トンコレラまとめ

◆トンコレラは人には感染しない。

◆家畜伝染病指定のため、発生したした施設では即全頭殺処分しなければならない。

◆原因ははっきりとはわからない。(海外より持ち込まれたと推測される)

飛行機が発明された時点で常にこのようなリスクは伴うのだろう。

それでも人は知恵を絞り、拡大を未然に防ごうと努力する。

パンデミック(爆発的感染拡大)を防ぐための国の対策は万全であるけど、家畜だって命。

この命を頂いている意識を常に感謝しながら、少しでも無駄にせず大切に頂きたいものですね。

 

☑ではコレラって?

コレラは主に口からコレラ菌が体内に入ることで発病する病です。
主な症状は下痢と嘔吐で、1日におよそ数リットルから数十リットルもの便をして、極度の脱水症状をおこします。

大ヒットTVドラマ「仁」では、江戸にコレラ(コロリと呼ばれていましたね)が流行したときに主人公の仁が塩と砂糖用いて体内吸収効率の良いスポーツドリンクをつくり、脱水症状から抜け出せるよう治療を施していましたね。

コレラ菌は、主に患者の排泄物や吐いたものから伝染します。

上下水道が整備されていない地域では、排水は何の処理もされないまま川に流されていました。

その水は、もちろん浄水場を通ることなく下流の人の飲水や生活用水として利用されます。

一度コレラの感染者が出れば、あっというまに広がるのは当然だったでしょうね。

1884年にロベルト・コッホが原因菌を発見するまで、コレラが発病する行程はまったく分かっていませんでした。

コレラまとめ

◆コレラはコレラ菌が体内に入る事で発病する。
◆豚コレラは豚だけが感染するウイルスによるもの、人が感染するコレラ菌とはまったく違う
◆脱水症状を抜け出す事ができれば回復する。
◆上下水道の整備された清潔な環境では発症しない。(しづらい)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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